当社の制作事例をご紹介します。

ダンボールシェルター

大幸紙工と工学院大学の共同プロジェクト

工学院大学建築学部建築学科 鈴木教授と共同でダンボールシェルターを製作しました。 鈴木教授は、震災時における避難所でプライバシーが確保されない生活によるストレスを減らし、より人間的な生活がすぐに出来るようにと”ダンボールシェルター”を開発されました。

ダンボールシェルターは当初Type1(寝室用)・Type2(着替えスペース用)が開発されました。
さらに、診察、授乳なども可能となる集大成ともいうべきType3の開発に着手されました。
Type1・2はそれぞれのパーツを現場で組み立てる方法でしたが、Type3では予め組み立てておき折り畳んで保管し、現場で広げるだけでほぼ完成というより短時間で部屋空間を構築できるのが特徴です。

当社では、鈴木教授の依頼によりType3 の量産化へ向けての設計を始め、各パーツの接合方法、組合せ箇所の改良、梱包時のダウンサイジング化を行い量産することとなりました。

ダンボールシェルターType1

【サイズ】 幅:1000mm 奥行き:1100mm 高さ:1000mm

2つ組み合わせる事で、外部の視線の通らない寝室として利用したり、各シェルターを分離して配置することで、シェルターによって囲まれた交流の場を形成するなど、様々な用途として利用できます。
また1つのシェルターは、軽量でダンボール2枚の簡単なパーツによって構成されているため、移動が簡単で設置、撤去が安易なのも特徴です。

ダンボールシェルターType2

【サイズ】 幅:1000mm 奥行き:1000mm 高さ:2000mm

更衣室や避難トイレとして利用してもらう事を目的としています。
Type2は、2000mmの高さを持った空間になっているため、共用の空間では、人の視線が気になって行えない行動(例:着替え、トイレ)などが立ったままの状態で行えるのが特徴です。

ダンボールシェルターType3

【サイズ】 幅:1200mm 奥行き:2000mm 高さ:1900mm
(※収納時は幅:1200mm 奥行き:100mm 高さ:2100mm)

主な用途としては、体育館等の大空間に避難している人々の一時的な部屋や病室などに利用してもらうことを目的としています。Type3 は、全てのパーツが連結されており、収納時には幅:1200mm 奥行き:100mm 高さ:2100mmとなり、収納するスペースを最小限にすることができます。
使用する時には簡単に展開する事ができるため、瞬時に部屋空間を構築できることが特徴です。

演出用照明の梱包材

製品コンセプト

従来の緩衝材が化成品ということ送り先のお客様が処分に困っている、ということでダンボール製緩衝材を提案しました。

まず内容物が海外向けのライトアップ照明で重さが30kg程になります。

設計段階の注意点は、
局所に荷重がかかることによる表面塗装の擦れ。
正面のガラスに衝撃を与えないこと。
落下時の損傷厳禁。

照明器具の重量バランスを考えると、照明部分のほうが支えの足部よりかなり重量があるので、立てた状態での梱包は、落下時に足部と照明部の接続部分が損傷してしまうおそれがあるので、横に寝かせた状態での設計となりました。
そのときに局所に荷重がかからないように、照明部のRにあわせて緩衝材を曲線にしました。

ダンボールの切断面は重量物を局所にあてて擦れると表面に傷が付く可能性があります。
今回のご依頼は表面塗装の擦れにも気を付けなければいけないのでダンボールの表面で受けるように設計しました。

材質は輸出、重量物梱包などによく使われている強化ダンボールで作製しました。

最後に外箱自体の大きさが800×500×500位あり重量も30kgほどあるのでエコハンド(紙製さげ手)と補強板(紙製)を付けて持ちやすくしました。

このエコハンドの強度ですが試験数値で、横に付けた場合106kg程で、真上に上げる場合は96kgとかなりの強度があります。しかも紙製なので今回のような化成品NGの案件にも使用出来ます。

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